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キートンの大列車追跡

キートンの大列車追跡を見た

キートン将軍、キートンの大列車強盗と別題もあるようだ。
原題はジェネラルなのでキートン将軍の題が好み。
将軍はキートンの載る機関車の名前だし伏線にもなってるのでキートン将軍がいい。

ところでこの映画はマッドマックス怒りのデスロードの大元の元ネタと感じた。
駅馬車七人の侍と元ネタにしてるが一番近いのはキートンの大列車追跡だと思う。

南北戦争時のアメリカ、キートンは南部の機関車運転手。
徴兵検査に落ちたキートンの載ってた機関車が北軍のスパイに奪われそれを取り返す為に追い掛けるという話。機関車には偶然載ってた恋人が人質になっていた。
冒頭15分くらいだ。
残りは追い掛け、奪い返し北部を脱出するだけ。キートンが体を張ったアクションとコメディの連続だ。

いわゆる喜劇だが、キートンが殆どポーカーフェースなのには驚いた。
マックスのキャラの原型にもなっていた。
列車の屋根を移動して戦うのはマッドマックスでも同じ事をしていた。

前半の追跡部分が後半の脱出部分の伏線なのも構成がうまい。

冒頭、機関車の車輪に腰を一人で下ろすキートン、ラストシーンがヒロインと二人で腰を下ろしてるシーンは感動した。