ランボー 最期の戦場
ついにランボー5が公開するらしい。
ランボー4の後すぐに5の噂があったと思う。
内容はエイリアンと戦うとか麻薬組織と戦うとかそんな粗筋があったと思う。麻薬組織と戦う話の脚本はジェイソン・ステイサム主演のバトルフロントに流用された。ストーリーは悪くなかったが流石にランボーvsモンスターペアレントは見たいようで見たくなかった。
20代後半関東住みの人間からするランボーのイメージは多分ゴールデン洋画劇場でランボー2が頻繁に放送してたというイメージだろう。自分もそうだ。
あまり顔の良くない俳優が半裸で弓矢を持ってジャングルを駆けずり回ってる映画というイメージ。
自分は同じゴールデン洋画劇場で頻繁に放送してたターミネーター2の影響でシュワルツェネッガー派だった。
ランボーとの出会いは映画好きに被れた中学生になってから。
ビデオを借りてランボー1を観たのだ。衝撃を受けた。
まず話が暗い。
PTSDのランボーは友人を訪ねて田舎町に訪れたが、地元警察からイジメにあいナム戦がフラッシュバックして山に引きこもって警察や軍隊を相手に籠城するという話だった。
ラストシーンの説得しにきた上官のトラウトマン大佐に泣きながら吐露するシーンは感動した。
このシュワルツェネッガーには無い人間味に惹かれてスタローン派に鞍替えした。
何故か2,3はアッパッパーな作品だった(それでも2は傑作)
2008年に4作目のランボー最後の戦場が公開された。
劇場に足を運び観て再び衝撃を受けた。
一言で言えばとにかくグロい!
冒頭からミャンマーの内戦の状況が記録映像と共に映し出される(本物の死体が映る)
そしてミャンマー政府軍の村の略奪のシーンが始まる。容赦ない。銃弾が撃ち込まれた人は四肢がもげ、爆弾に当たった人は肉片になり、女はレイプされ子供は銃剣で刺されて首をちょん切られて晒し首にされていた。90分全部この調子だ。
これにアメリカのボランティア団体が無謀にも支援に訪れ案の定政府軍に捕まる。
ランボーの台詞を引用すれば平和ボケどもが!
これを助けに傭兵部隊と共にランボーが向かうのだ。
ランボーに依頼に来るシーンが最高だ。
過去作のシーンがフラッシュバックする(ランボーは3で実質的にタリバンを生んでしまたまた)。ここでランボー1の別エンディングが流れる。
トラウトマン大佐のランボーを呼ぶ声と重なって今回の依頼人の呼ぶ声が重なる。
そしてランボーはナイフを作りながら自問自答する。政府や国の為に戦うんじゃない、自分自身のために戦うんだ。
ミャンマーに向かう途中怖気づいた傭兵にランボーはムダに生きるか、何かして死ぬか選べ!
名言だ。すでに社会人になっていた自分はここで泣いていた。
クライマックス。
ボランティア団体を救出し脱出したものの仲間が捕まってしまい。
ランボーは車載されてるm2重機関銃を奪い政府軍との大戦闘になる。
50口径に当たった人間は肉片と化していく。
この映画は公開版とディレクターズカット版がある。
中盤の追加シーンと若干の編集違いだ。数フレーム単位でゴアシーンもカットされているので若干描写が緩くなってる。
追加シーンもテンポが悪くなってるので
オススメは断然公開版だ。