2016-04-22 出所祝い 映画 日本映画 見終わる間で東宝製作と気付かないくらい東映の仁侠物のようなテイストの作品だった。五社英雄節は健在でラストの三味線をBGMに波を背景にチャンバラはまさしく五社英雄イズムだ。ストーリーは特に見るとこは無いし少し冗長で飽きてしまうが太鼓を叩きながら刺される安藤昇田中邦衛の壮絶な殺され方など映像的には見所がある。仲代達矢もこの後の作品ほど壊れた演技をしてはいないが今作では後の鬼龍院花子の生涯のベストアクトの原型が見れる。