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カンフージャングル

初日に新宿武蔵野館でカンフージャングルを見ました。
映画関係ないけど新宿武蔵野館はいつの間にか整理券制から指定席制になってた。ネットでも買えるようだ。
初めてシアター3に入ったが広いスクリーンもあったんだな。
さすがドニーさん映画だった。女性客も多かった。

ストーリーはカンフーの達人の連続殺人が起きて、カンフーで殺されてるから犯人はカンフーの達人って事になり、殺人で収監されてるドニーさん演じる元警察のカンフー教官に釈放をかけて捜査させるという話。
なんというか粗筋を聞いたときは正気を疑った。

正直見る前は不安だった。
最近の公開されたドニーさん映画といえばアイスマンスペシャルID、西遊記だ。どれも硬派なカンフーとは言い難いし、ドニーさんは中学生みたいなキャラばかりでこんなんだったらどうしようと思った。
しかし杞憂であった。
粗筋というかストーリーはアホだが格闘シーンも多くてとても楽しめた。
何よりカンフー愛に溢れててカメオ出演の人は誰かよく知らんがカンフー映画の重鎮なのは分かるしリスペクトがハンパないのがわかった。
自分が分かったのはトラックを運転するブルースロウくらいだった。

敵役のワン・バオチャンは凶悪な連続殺人犯だが憎めない。
とくに死んだ妻の誕生日にノコノコと警察が罠を張ってるアジトに帰ってくるときの笑顔は満点の笑顔だった。
最後に射殺されてしまうのが悲しかった。

ブルース・リーにワン・ユーにリスペクトを捧げてるのも嬉しかったよ。