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ガンダム0080 ポケットの中の戦争

好きなガンダム作品のひとつだ。
富野監督の関わっていないガンダムでは0080Gガンダムが好きだ。どちらも脱ガンダムに成功してるから。

ガンダムの作品の振り幅を広くした作品としてはどちらも成功してる。
0080では初代ガンダムで表現しなかったリアルな描写を更に徹底させてるMSの細かいディテールの追加やバイオレンス描写だ。
MSのマシンガンでコクピットを打ち抜かれれば当然パイロットはミンチになる。
白兵戦でもショットガンで撃たれた人は体中に穴を開けて吹っ飛ぶ。
街中で戦えば民間人が下敷きになる描写がある。

もう一つは子供視点で見る戦争という事だ。主人公のアルは最初は戦争に憧れてるが精神的に大人に成長する話になってる。
子供から大人の成長はガンダムでは一貫したテーマだ。

ポケットの中の戦争は舞台になるコロニー=ポケットとも取れるし、ポケット=子供、ポケット=初代ガンダムのスピンオフとトリプルミーニングになってる。

改めて観て調べると
スピルバーグ監督の太陽の帝国が元ネタのようだ。