映画雑記

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ブリット

今月の町山智浩の映画塾だったので観た

マックイーンが刑事役
確かによく思い返せばマックイーンが体制側の刑事とは珍しい。
それでも警察のイメージであるスーツにネクタイはしてない。タートルネックにジャケットとカジュアルな格好だ。
本編中、新聞を万引きするシーンまであって警察とは思えない。この刑事像はフレンチコネクションに繋がる様だ。

ぶっちゃけ見直したがカーチェイスから後半は寝てしまった。
特典映像を観ると脚本のあまりの酷さに監督のピーター・イェーツは断りたかったとかカーチェイスも前作の大列車強盗でやったからやりたくなかったと言ってたのは面白かった。
監督は証人の話は大筋の話ではあるがメインにせずブリットのキャラをメインに置いたらしい。
なのでこの映画はブリットを演じるマックイーンを観る映画なのだ。
車から降りるマックイーンひとつとってもカッコいい。

DVDの2枚組版はマックイーン自身のドキュメンタリーが収録されてるがこれが素晴らしかった。
少し盛り過ぎというか褒め過ぎだが、マックイーンの内面や性格が分かる良いドキュメンタリーだった。